女性の薄毛の原因とは

女性の「薄毛」「抜け毛」「細毛」の原因 原因

なんだか最近、髪が薄くなってきた気がするんです・・

薄毛に悩んでいる女性って実は結構いらっしゃいます。

ご自身の症状の原因が分かれば、対策も検討しやすくなります。

シャンプーの時などに抜け毛の量が増えたと感じたり、
ヘアセットが上手くきまらなくなったことなどをきっかけに、
髪のボリューム変化が気になり出すと、
「このままどんどん薄くなってしまうのでは?」
と心配になりますよね。

「気のせいではないか?」
「一時的にそう見えただけ。」

と自分に言い聞かせて、鏡を見る度に頭部チェックを行い、

「やっぱり薄くなってる・・」
「薄さが増している気がする・・」

という展開になって、どんどん気持ちが落ち込んでいってしまいます。

ご安心ください。

女性の薄毛には当然原因がありますので、対策をとることができます。
対策を始めれば、気持ちの落ち込みや不安を解消していけますので、
さっそく薄毛の原因について一緒に学んでいきましょう!

特徴で分かれる5つの薄毛タイプ

女性の薄毛は、症状から大きく分けて5つのタイプが存在します。

それらの症状は、

「部分的に髪の毛が一気に抜け落ちる」
「分け目が広がって地肌が目立つようになる」

などさまざまです。
ご自身の症状は以下のどのタイプにあてはまるでしょうか。

  • 頭部全体の薄毛
  • 頭頂部やつむじの薄毛
  • 前髪の薄毛
  • 後頭部の薄毛
  • 髪が細くなる薄毛

頭部全体の薄毛

薄毛に悩んでいる女性の多くはこちらの症状を抱えているようです。

「抜け毛の量が増えたように感じる」
「髪型が決まらない」
「髪のボリュームが減ってきた」
「分け目が広がって地肌が目立つようになってきた」

こんな風に感じるようになったら、

それは

「びまん性脱毛症」

かもしれません。

びまん性脱毛症は女性の脱毛症のひとつで、
女性の薄毛の原因として最も発症しやすいものと言われています。

「びまん」とは「一面に広がる」という意味で、
頭髪全体が減って薄毛になる脱毛症です。

男性によく見られるような、
部分的に脱毛が進み、どこか特定の箇所が薄くなる
ということはなく、
広く頭部全体の髪の毛が薄くなっていき、髪のボリュームがなくなります。
また、
髪が細くなり、ツヤがなくなるのも特徴です。

「分け目が薄くなった…」

と感じたら要注意です。

びまん性脱毛症が起こる原因

ダイエットやストレスによる自律神経の乱れなどの不規則な生活

「びまん性脱毛症」は
ダイエットをきっかけとして発症するケースもありますので、
20代から発症する場合も少なくありません。

過度なダイエットを行ってしまいますと、
頭皮の血流が悪くなったり、食生活が乱れて栄養が不足したりします。
それに睡眠不足も加わって生活習慣が乱れてしまうと、
発症してしまいやすい症状なんです。

そのため、びまん性脱毛症は、
頭のどこか一部が薄くなるというよりも、
頭部全体の髪の毛が薄くなる、
という症状が現れてしまいます。

また、ストレスをためこむことや
間違ったヘアケア、カラー、パーマなどのしすぎ
による髪や頭皮への負担も
びまん性脱毛症の原因となると考えられています。

加齢によるホルモンバランスの崩れ

「びまん性脱毛症」は、
30代後半ぐらいから発症する女性が多いといわれています。

年齢を重ねることで女性ホルモンの分泌量が減少し、
ホルモンバランスが崩れてしまうためです。

その中でも
閉経という節目に向かう40代後半以降の女性においては、
女性ホルモンが著しく減少するとともに

「FAGA(女性男性型脱毛症)」

と呼ばれる、
男性の脱毛症のように
前頭部や頭頂部から薄毛が広がる症状を抱えている方もいらっしゃいます。

頭頂部やつむじの薄毛

何気なくいつもと違う角度で鏡を見たら、
頭頂部やつむじあたりの髪の毛が薄くなっていて
びっくりしたという経験はありませんか?

普段、頭頂部やつむじは自分では見えないため、
気付かないうちに薄毛が進行してしまうこともあります。

「この状態をずっと人に見られていた」

と思うとショックを受けますし、
外出することそのものがイヤになってしまいますよね。

頭頂部やつむじ(分け目)の薄毛によって地肌が目立つようになってしまう原因として、
以下のような要因が考えられています。

  • 女性ホルモンの減少
  • 食生活の乱れ
  • 睡眠不足
  • 運動不足
  • ストレスの蓄積
  • 間違ったヘアケア
  • ヘアスタイル
  • 紫外線

女性ホルモンの減少

頭頂部やつむじの髪の毛が薄くなる原因として、
まず始めに考えられるのは、
加齢による女性ホルモンの減少です。

女性ホルモンの分泌量は
一般的に20代後半から30代半ばぐらいまでがピークといわれており、
その後は徐々に減少していきます。

そして40代に入って更年期を迎えると、
女性ホルモンの急激な減少により、
抜け毛や薄毛がさらに目立つようになります。

加齢は
女性ホルモンの減少させるだけでなく、
髪の毛を作り出す毛母細胞の老化にもつながるため、
年齢を重ねることで薄毛のリスクは高くなるといえるでしょう。

ここでお話ししている女性ホルモンは、
女性の卵巣から分泌されるエストロゲンの事を意味しており、
月経不順や過度なストレス、更年期等によって
女性ホルモン(エストロゲン)が減少すると、
女性の体内でも分泌されている男性ホルモン(テストステロン)の比率が上昇し、
皮脂の分泌量を増加させ、
頭皮が脂っぽくなって毛穴がつまり、
毛根を圧迫してしまうことで
十分な栄養が髪の毛に行き届かなくなります。

このように女性ホルモンが減少する事によって、
男性ホルモンの勢力が増し、
頭頂部やつむじの薄毛の症状が起こりやすくなります。

このような状態の場合になりますと、
食事療法で
薄毛を改善させる事は難しくなってしまいます。

食生活の乱れ

栄養バランスの悪い食生活を送っていると、
髪の毛の成長や健康な頭皮環境の維持に必要な栄養素が不足し、
正常な育毛が妨げられることが考えられます。

育毛が妨げられてしまいますと、
抜け毛や薄毛が進行し、分け目の薄さが目立ちやすくなります。

睡眠不足

睡眠は深い眠りに入ることで「成長ホルモン」が分泌され、
体の各器官に成長や回復を促します。

髪の毛も細胞が活性化することによって生成されるため、
成長ホルモンの分泌が低下すると
髪の毛の成長にも悪影響を及ぼす可能性があります。

運動不足

運動不足も、血行不良を招く要因のひとつです。

全身の血行が悪くなると、頭皮の血行も当然悪くなり、
髪に必要な栄養が毛根部分に届かなくなるため、
薄毛・抜け毛が起きやすくなります。

ストレス

人はストレスを感じていると、体内の「亜鉛」がたくさん消費されます。

亜鉛は
髪の毛を作り出すのに大切な成分であるため、
亜鉛が不足してしまうと
健康な髪の毛が育ちにくくなり
薄毛につながってしまいます。

また、ストレスを受け続けると自律神経に乱れが生じ、
血行不良を引き起こす可能性があるといわれています。

正常な育毛に必要な栄養素や酸素は、
主に血液によって毛根まで運ばれます。

そのため、ストレスによって血行不良の状態が続いてしまうと、
育毛に必要な栄養素が十分毛根に供給されなくなり、
分け目だけでなく、
つむじや前頭部など他の薄毛にも影響を及ぼす可能性があります。

間違ったヘアケア

薄毛・抜け毛で悩んでいる人の中には、

「抜け毛が増えるからシャンプーは控えている」

という方がよくいらっしゃいます。

しかし、

実際は、
1日に抜ける髪の本数は100本前後であり、
シャンプーをするしないにかかわらず、
抜け毛の本数はほとんど変わりません。

ただし、
頭皮が脂っぽくて
「髪の毛を清潔に保ちたいから、一日に何度もシャンプーをしている」と、
皮脂の洗い流しすぎによる頭皮の乾燥を招き、
頭皮環境の悪化が薄毛を引き起こす可能性があります。

また、
「熱で髪を傷めるから、シャンプー後にドライヤーは使わず自然乾燥にしている」
という場合も注意が必要です。

濡れている髪の毛はダメージを受けやすく、
頭皮も細菌が繁殖しやすい状態になっているため、
髪の毛を濡れたまま放っておくと
頭皮トラブルを引き起こす可能性があります。

既に薄毛の対策を取られている人の中には、
海外製の育毛剤(ミノキシジルなど)を個人輸入して使っている方もいらっしゃるかもしれません。
そうした海外製の育毛剤の中には、
日本では許可されていない濃度・成分のものもあり、
思わぬ健康被害が出てしまう可能性もありますので注意が必要です。

ヘアスタイル

毎日同じ位置に分け目を作っていると、
長時間同じ方向に髪の毛が引っ張られるため、
頭皮や毛根に負担がかかり、抜け毛に繋がる可能性があります。

その他にも
ポニーテールなどのような
髪の毛が牽引される髪型を長時間続けていますと、
抜け毛や薄毛の原因になりかねません。

このように、
ある特定の部分の髪の毛が長時間牽引されることによって起こる薄毛を

「牽引性脱毛症」

といいます。

紫外線

頭頂部、つむじ、分け目
の部分は
髪の毛に覆われづらいため、
地肌が日差しに晒されやすく、
紫外線の影響を受けやすくなっています。

紫外線は、
皮膚の表面である「表皮」だけでなく、
皮膚の奥にある「真皮」にまで届き、
髪の毛の元となる
「毛母細胞」や「毛包幹細胞」
を損傷させ、
髪の毛を正常に育たなくさせてしまいますので、
薄毛や抜け毛を引き起こす原因になり得ます。

前髪の薄毛

服に似合うヘアスタイルが中々決まらないんです。

前髪の雰囲気が原因かもしれません。

前髪は顔の印象に大きく影響しますので、
前髪が薄くなってしまうと納得のいくヘアスタイルにするのが難しくなってしまいます。

おしゃれの完成度を下げてしまう「前髪の薄さ」も深刻なお悩みです。
前髪が薄くなってしまう原因は何なのか。
考えられる原因を一緒に見ていきましょう。

牽引性脱毛症

牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)とは、
頭皮に負担をかけ続けることによって血行不良に陥り、
負担をかけ続けた部分の髪が薄くなるという脱毛症です。

いつも分け目が同じヘアスタイルをしていたり、
前髪もすべてまとめて結んでしまうアップヘアをしていたり、
ヘアアイロンで髪の毛を強く引っ張ったりすることで
薄毛を発症する可能性があります。

ホルモンバランスの崩れ

ホルモンのバランスが崩れると、薄毛を誘発する可能性があります。
ホルモンバランスが崩れる要因として以下のような事象が考えられます。

生活習慣の乱れやストレス

仕事や家庭の状況で生活が不規則になり、自律神経が乱れてしまうと、
不眠や肌荒れといった様々なトラブルを引き起こしてしまいます。
抜け毛や薄毛もこの例外ではありません。

ストレスで心身への負担が大きくなった場合、
体調不良をおこしやすくなりますが、
それをフォローするために多くの栄養が使われます。

そうなると、髪の生成に必要な亜鉛やビタミンを大量に消費するため、
毛根が栄養不足になってしまいます。

また、毛根への栄養は毛細血管により届けられますが、
ストレスを受け続けると血管が収縮するため、
栄養が十分に行き届かなくなり、髪が育ちにくくなります。

さらに、ストレスによる交感神経の高まりが不眠を誘発し、
睡眠時に行われる髪の生成や修復を妨げる場合もあります。

加齢による老化

年齢を重ねて髪質が変わってきたなぁ、
というように思う方も多くいらっしゃいます。

30歳頃からボリュームの少なさが気になり始め、
40代後半の更年期前に髪の変化を感じる人は多いようです。

髪は加齢によって細くなって抜けやすくなりますので、
髪の老化現象は前髪を薄くしてしまう原因の1つに考えられます。

間違った頭髪のお手入れにより頭皮へのダメージ

女性の抜け毛には間違ったヘアケアや頭皮ケアが原因のこともあります。

シャンプーの選び方も自分に合っているかどうかの確認が大切です。

乾燥気味の頭皮であれば保湿力の高いものを選ぶなど、
香りなどの使用感以外のところにも目を配りましょう。

また、スタイリング剤の頭皮への付着などにより頭皮へ負担をかけることで髪の毛が抜け落ちやすくなりますので、シャンプーやトリートメント剤の洗い残しにも注意しましょう。
特に、ファンデーションを額ぎりぎりまで塗っている人は、
前髪の頭皮にファンデーションが付着している可能性があり、
それが原因で頭皮の毛穴を埋めてしまい、
髪の毛が細く弱くなって脱毛へつながることもあります。

シャンプーの後、濡れたままでいるのもよくありません。
頭皮が蒸れて、かゆみやにおいの原因になるなど、頭皮トラブルを招くこともあります。

後頭部の薄毛

最近は後頭部の髪の薄さが気になる若い女性が増えているようです。

女性の薄毛の症状として代表的なものとして「びまん性脱毛症」がありますが、
「びまん」とは「一面に広がる」という意味で、髪全体が薄くなる症状です。

この症状が後頭部から始まっている状態が、
後頭部の薄毛の原因と考えられます。

若い世代に起こる薄毛は「若年性脱毛症」と呼ばれ、
以下にあげるような要因が若年性脱毛症を引き起こしていると考えられています。

無理なダイエット

体型を気にしたり、体重を減らしたいからといって
極端な食事制限や過剰な運動をしてしまいがちです。

極端に食事を減らしたり、急激に無理な運動を行って体重を減らすと、
身体に必要な栄養素の不足や血流の悪化などを引き起こし、
血行不良の状態が続くと育毛に必要な栄養素が十分毛根に供給されなくなり、
体調を崩したり薄毛の原因にもなります。

過度なパーマやカラーリング

パーマやカラーリングも、
やりすぎてしまうことで髪や頭皮のダメージとなり、
薄毛の原因を作り出します。

パーマ剤

パーマ剤をかけすぎてしまうと、「断毛」と呼ばれる現象を引き起こす可能性があります。

パーマ剤の強い刺激が髪の毛にダメージを与えるため、
傷ついた髪が途中で切れてしまうことがあるのですが、
この症状を「断毛」と呼びます。

毛根自体が生きていれば、たとえ髪が切れてもまた生えてきますが、
断毛が慢性的に続くと髪自体が弱り、
もともと抜けやすい毛ばかりが生えてくるようになります。

さらに、パーマ剤は頭皮にも影響を与え、
特に肌が弱っているところが炎症を引き起こして毛根を傷つけたりします。

カラー剤

カラー剤は大きく分けて4タイプあります。

  • ヘアカラー(永久染毛剤)
  • ブリーチ(脱色剤)
  • ヘアマニキュア(半永久染毛料)やカラートリートメント類(徐染性染毛料)
  • 一時着色料(毛髪着色料)

これらの中で一時着色料以外のカラーリング剤は、
少なからず髪の毛にダメージを与えています。

薬剤が頭皮に付いてしまうと、頭皮への影響も免れません。

特にブリーチは刺激が強く、
他のカラーリング剤よりも頭皮に与える影響は大きくなります。

いずれにしてもカラーリングをご自身でする場合は、
商品を慎重に選ぶことも大事ですが、
頭皮に付着させないように注意し、十分に薬剤を洗い落とすことが大事です。

ストレス

人はストレスを感じていると、体内の亜鉛をたくさん消費します。

亜鉛は髪の毛を作り出すのに大切な成分であるため、
不足すると健康な髪の毛が育ちにくくなって薄毛につながります。

また、ストレスを受け続けると自律神経が乱れ、
血行不良を引き起こします。

栄養素や酸素が血液によって毛根に運ばれることで育毛が促進されるのですが、
血行不良の状態が続くと十分な栄養が毛根に供給されなくなり、
薄毛の原因となってしまうこともあります。

間違ったヘアケア

頭皮環境を清潔した方が良いと思って、
1日に何度もシャンプーをしてしまう方も多くいらっしゃいますが、
これは頭皮の乾燥を招いてしまい、
かえって頭皮環境を悪化させてしまう可能性があります。

ドライヤーを使わずに自然乾燥させて髪の毛を乾かすのも逆効果です。
濡れている髪の毛はダメージを受けやすく、
細菌が繁殖しやすくなっていますので、
洗髪後は、なるべく早めに髪の毛を乾かした方が良いです。

生活習慣の乱れ

睡眠不足や過度な飲酒、喫煙なども薄毛の原因としてあげられます。

睡眠不足は、新しい髪の毛を育むための成長ホルモン不足につながります。
成長ホルモンは眠っている間に分泌されるためです。
帰りが遅くなる方や、夜更かしをしてきちんと睡眠がとれていない場合は、
睡眠習慣を見直しましょう。

過度な飲酒は、アルコールを体内で分解する際にたくさんの栄養素を消費します。
消費されるビタミンやアミノ酸などは髪の毛を育むために大切な栄養素であるため、
分解するアルコールの量が多いと、
髪の毛を成長させるのに必要な栄養が不足する恐れがあります。

喫煙は、血管の収縮を招き、
髪の毛や頭皮に必要な栄養が行き渡りにくくなる可能性があります。

紫外線対策不足

紫外線対策は、
露出している肌ばかりに目を向け、
頭皮への対策をつい忘れがちです。
「髪に覆われているし、焼けない、乾燥しない」と思い込んで対策を怠ると、
実は取り返しのつかないことになってしまいます。

髪や頭皮に直接紫外線を浴び続けると、光老化につながります。
光老化は頭皮を硬くさせ、頭部の血行不良を招きます。

血行不良状態が続くと、
髪の毛の元となる「毛母細胞」や「毛包幹細胞」を損傷させて
髪の毛が正常に育たなくなるため、
薄毛や抜け毛が発生する可能性があります。

髪が細くなる薄毛

抜け毛が増えたわけではないのに、

「髪のボリュームが足りなくてヘアスタイルが決まらない」
「前よりも頭皮が目立っている」

と感じる場合は、
髪の毛が細くなっているのかもしれません。

髪の毛が細くなると毛髪密度が薄くなるため、
本数に大きな変化がなくても髪の毛が薄くなったように見えます。

髪の毛が細くなる原因を放っておくと抜け毛につながることもありますので、
ここで原因を追究しておきましょう。

加齢

健康な髪の毛の持ち主でも30歳を過ぎると徐々に機能が低下しはじめ、
細毛に悩まされることがあります。

髪への栄養は頭皮の毛細血管を通して毛根に送られますが、
加齢にともない毛細血管が老化することで、
健康な状態に保つための栄養が十分に届かなくなります。

それによって髪の毛が栄養不足となり、
髪の毛の太さ・ハリ・コシが減少し、細くなるのです。

出産に伴う女性ホルモンバランスの変化

肌や髪など様々な器官に作用する女性ホルモンは、女性にとって欠かせない存在です。

女性ホルモンには、プロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)の2種類があります。
女性ホルモンの一種である「エストロゲン」は、
20代を境目に徐々に減少していき、
女性ホルモンの分泌量が減少すると、
髪の毛が細くなってしまうことがあります。

ただし、妊娠をすると、
出産準備のために「プロゲステロン」の分泌が大幅に増加します。
そのため、
「エストロゲン」の減少によって既に抜けるはずの髪の毛がそのまま成長を続け、
毛髪量が維持されます。
しかし、
出産を終えると、「プロゲステロン」の分泌量が元に戻るため、
毛髪量を維持していた女性ホルモンの合計分泌量が減少し、
髪の毛が細くなって、場合によっては一気に抜け落ちてしまうこともあります。

出産後は6ヶ月ほどで抜け毛が回復しはじめますが、
ホルモンバランスの乱れが戻らず抜け毛が止まらないと、
完治が長引いてしまいます。

栄養不足

脂肪分の多い食事をとり続けていると血行が悪くなり、
健康な髪の毛を作るための栄養を頭皮に送れなくなってしまいます。

また、必要な栄養素を食事で摂取できていない場合も、
髪の毛が栄養不足に陥る原因となります。
不足することで髪の毛の成長に影響する栄養素は、
鉄分、亜鉛、ビオチン、ビタミンB12などが挙げられます。

若い女性の場合、
ダイエットのために過度な食事制限をすることで陥りやすいです。

あるいは、
たくさん食べて栄養を摂取しているつもりでも、
いつも同じものばかり食べていると栄養不足を招く可能性があります。

アルコールは体内で分解される際に、
大量のビタミンや亜鉛などのミネラルを消費します。
したがって、
アルコールを多量に摂取する習慣がある場合は、
髪の毛を作るための栄養素がアルコールの分解に奪われてしまい、
結果として育毛を妨げてしまいます。

睡眠不足

深い眠りに入ることで「成長ホルモン」が分泌され、
体の各器官に成長や回復を促します。

仕事や子育てなどで睡眠時間を十分に取れず、
睡眠不足になる女性も多いですが、
成長ホルモンの分泌が低下すると、髪の毛の成長にも悪影響を及ぼし、
髪の毛が細くなる可能性があります。

また、寝る前にスマートフォンやパソコンを操作していると、
画面に使用されているブルーライトを浴びることで、
睡眠に必要となるメラトニンの分泌を抑えてしまい、

「眠れない」「朝起きれない」

といった睡眠の質の低下を招き、
髪の毛が細くなる要因につながりやすくなります。

過度なパーマやカラーリング

おしゃれのためのパーマやカラーリングも、
やりすぎてしまうと髪や頭皮のダメージとなり、細毛の原因を作り出します。

間違ったヘアケア

頭皮をしっかり洗おうと爪を立ててシャンプーをしたり、
1日に何度もシャンプーをしていると、
皮脂を洗い流し過ぎてしまって頭皮が乾燥してしまいます。

熱で髪を傷めてしまうと考えてドライヤーを使わない方もいらっしゃいますが、
実は濡れたままの髪はダメージを受けやすいので、
かえって逆効果になってしまいます。

過度なストレス

ストレスを溜めてしまいますと、自律神経の乱れを誘発し、
その乱れは毛細血管を収縮させ、血流の流れを悪くしてしまう可能性があります。

血流が悪くなると、毛根に十分な栄養を運ぶことができなくなり、
髪が細くなってしまいがちです。

また、ストレスはホルモンバランスを崩し、
男性ホルモンの働きが活発になることで髪の毛が細くなるケースもあります。

毛根への負担

ポニーテール、きつい編み込み、毎日同じ分け目にするなど、
髪の毛を引っ張り続けるような髪型を続けると毛根に負担がかかり、
細い髪の毛や抜け毛の原因になってしまいます。

また、スタイリング剤などで毛穴が詰まってしまっても、
細い髪の毛になってしまうことがあると言われています。

脱毛症や病気

髪の毛が細くなる背景には、
脱毛症や内臓疾患などが隠れていることもあります。

例えば、
脱毛で悩む女性に多いびまん性脱毛症、
甲状腺疾患、鉄欠乏性貧血などの病気が考えられます。

髪の毛が細くなった場合には、セルフケアだけでなく、
専門のクリニックの受診も視野に入れておきましょう。

ご自身にあてはまる症状や原因は見つけられましたか?
1つの原因が、複数の症状の原因となっていることも多いので、
心当たりのある原因を把握しておくことは、とても重要です。

こんなにたくさんの原因があることには驚きましたが、
自分にあてはまる症状を見つけることができそうです。

タイトルとURLをコピーしました